ノルウェー本社の衛星通信サービス大手Marlinkの事例

欧州を中心に政府機関が調達に際してデジタルインボイス利用の義務化されています。多くの企業は政府・行政機関との取引に際してデジタルインボイスの発行が必要となり、各国の政府・行政機関との請求書のやり取りのために、各国のデジタルインボイスの規制や規格に従わなければならなくなりました。これに対応するためには、国ごとの規制や税務当局に要件を確認しなければならず調査のために時間がかかります。

船舶向け衛星通信サービスを中心に各種の通信関連サービスをグローバルに展開するノルウェー本社のMarlinkは、ノルウェーの他、フランスとドイツの政府機関を含む顧客にサービス提供するために、一度の接続ですべてに繋がりかつ各国の規制に従うことが可能なソリューションが必要でした。

Storecove は、ノルウェーの顧客向けの請求書のためのフォーマット変換(EHF フォーマット)、Chorus Pro(フランスのデジタルインボイスプラットフォーム)との統合とマッピング、ドイツのデジタルインボイスフォーマット(ZUGfERD)など、複数国にまたがるMarlink の要求に応え、Marlinkのデジタルインボイス導入をサポートしました。

約束したことを実現し、優れたサポートを提供してくれることが何よりの決め手です。

Marlinkの担当者は以下のようにコメントしています。

「ノルウェーの顧客に対応するためのデジタルインボイス(EHFフォーマット)に対応した後、フランス政府の顧客のデジタルインボイス(Chorus Pro)に対応する必要がありましたが、それまで利用していたデジタルインボイスのサプライヤの利用では困難に直面していました。

Storecoveは、フランスのフォーマットであるChorus Pro対応に取り組み始めてから数週間後には完了し、同フォーマットでフランス政府の顧客にデジタルインボイスを送信するための準備が整いました。

UBLファイルに特定のフィールドを追加するなどの対応が必要でしたが、Storecoveは、SIRET コード/取引番号/サービスなどの Chorus Pro への正しいマッピングにも対応してくれました。現在、ノルウェーの顧客ベースも Storecoveに移行しており、今年後半にはドイツのデジタルインボイスフォーマットにも対応する予定です。

Storecoveを使用した経験から言えることは、彼らは約束したことを実現し、優れたサポートを提供してくれるということです。